35歳からのほにゃらら

人生尻上がり

とりあえず書く

少し前に38歳になった。

そこそこ大手の会社で課長になって、年収も1,000万円をちょっと超えた。

世の中的には多いほうだと思う。

結婚して、家庭円満(たぶん)で、子供もいて、共働きでお金も今のところ困ってはいない。割と勝ち組な人生だと思うけど、あんまり自己肯定感が無い。

なんでだろう。

 

運は良いほうだと思う。

大学はギリギリで卒業したけど、穴場な上場企業に入社出来た。当時は名の知られてない会社だったけど、合併して大きくなり、そこそこのネームバリューのある会社になった。

学生の頃の不真面目が後を引き、出世は遅れたけど、良いタイミングで良い上司と巡り会い、ちゃんと出世も出来た。

 

仕事は楽しいこともあれば、退屈な事もある。成熟産業で、固めの社風という事もあり新商品とか、新事業とか、そういった目新しい事は殆ど無い。

特殊なスキルが必要ないので、出世は処世によるところが多い。たぶん、自己肯定感が得られないモヤモヤはコレが原因だと思う。

 

社内の出世スキルは、外の世界では通用しない。おそらく、うちの会社の部長も役員も、おそらく社長でさえも、一歩会社を出てしまえばスキルの無いタダのオジサンなのだと思う。

 

課長になって分かったが、大した仕事じゃない。課長になると部長の仕事も見えてくるが、こちらも同様。特殊スキルが必要なモノでもない。

 

会社もいつまで安泰かなんて全く分からない。これからは会社を出ても稼げるスキルが必要だ。会社の看板に頼らなくても自立できるという確信が持てた時に、欠けていた自己肯定感が生まれそうな気がしている。

 

勿論、今の仕事は一生懸命やる。任せられた仕事も出来ない奴にはなりたくない。

サラリーマンの道も極めつつ、自分のスキルも付けていくのだ。