ソーシャルレンディング界隈
なんだか良く知らないプロ野球選手が年俸5億円の複数年契約と聞くと、バブルも終盤なのかな~と思う今日この頃。
株価が下がり、原油が下がり、ビットコインは暴落しています。市場から資金が引き上げられつつあるのかな~と。
最近ソーシャルレンディングを知って少し投資しています。
半年から2年くらいの短期且つ高利回りなのは魅力ですが、借り手保護の為、案件の中身は各所にぼかしが入っていて素人には全くわかりません。よく見ると結構あやしい案件が沢山あります。
太陽光やバイオマスのブリッジ案件が多いですが、こういった案件は最終的にちゃんとした金融機関に借り換えが出来るか、一括で売却できないと延滞になります。
今までは金余りで金融機関や投資家の財布の紐も緩く、ちゃんと発電できるようになりさえすれば借り換え・売却が出来ていました。その為ソーシャルレンディング案件も焦げ付くこと無く、貸し出しを伸ばしてこれましたが、金融が収縮していくとそうも行かなくなるでしょう。
ここ数週間でmaneo関連の案件が多数焦げているようです。不動産ブリッジ案件が多いようですが、スルガ銀行の問題に端を発した金融機関の引き締めの影響だと思われます。
今の株価落ち込みが、どこで落ち着くか判りませんが、長引けばそれだけ金融周りの心理が冷え込み、再エネ案件も事故が増えるような気がしています。
ちょっとだけ投資している身としては、何もないことを祈りますが…
また、問題なのは一部のブロガーが大した知識もないのに「32円案件だから大丈夫」とか 「担保・連帯保証があるから良い案件」とか煽っていることです。
そんな案件は決まって出力制限の厳しい九州だったりしますし、発電開始してない再エネ案件の担保価値なんて知れています。そもそも借り手保護の名の下、発電する土地の詳細さえ不明です。下手したら重塩害地域とか、北向き斜面でも投資家には判りません。
なんて書いてはいますが、私も投資しているわけで、全否定している訳ではありません。
そもそも、一般の金融機関が貸せない案件だからこその、高利回り案件なのです。過去に事故が無いからとか、出ている少しの情報を過信して大金を注ぎ込むのは止めたほうが良いと思います。
自分への戒めも込めて